さぁクルージングです。
このクルージングは大きな観光船が1社と小さなクルーザーが数社あります。
大きな観光船は酔わない。でも岸壁近くにはいけない。
小さなクルーザーは岸壁に近づける。でも酔うかも(笑
迷わず僕はクルーザーを選びネットで事前に「ドルフィン」というクルーザー会社を選びました。
だいたいどこのクルーズ会社も同じぐらいの金額とコース設定です。
コースは知床岬クルーズと動物を見るだけの途中までのコースみたいなのがあります。
おすすめは知床岬コース。
そして午前の便と午後の便があり僕は午後便に。
なぜ午後便にしたかというとその日のスケジュール的なものと午後のほうが西日がなく
写真がとりやすいと教えてもらったからです。
まあ雨なんで西日もクソもありませんが(笑
金額はひとり8000円ですが午後便は10%割り引きがあるクルーズ会社が多いようです。
とりあえずチケットオフィスに行き支払い。
そして酔い止めを購入して飲み、寒そうだったので大きめの被るタイプのレインコート使用の防寒着を500円でレンタル。
準備万端で他の予約の皆さんが揃うのを待ちいよいよ乗船です。
乗船は予約順なのでいい席を確保しようと思えば早めの予約がおすすめです。
キャンセル料はかからないので。
ちなみにいい席とは2階1階かかわらず進行方向向かって右側です。
岬の左側を船は進むので右側に知床岬があるからです。
ちなみにこれはスタッフさんは教えてくれません(笑
僕は5番目ぐらいの乗船でした。
さぁいい席を・・・・迷わず椅子もなにもない船首部分に乗り込みました(笑
本来はいちばん景色も見えて酔いにくい特等席です。
でも雨風があるなか誰もこんな雨風直撃な場所に陣取る人いません(笑
ほとんどの方は屋根のある後方デッキか2階後方デッキに乗船。
でも僕にはヒグマを見たいという強い想いがあります!!
雨風なんかへっちゃらです!!
さぁいざ出航です。
やばいです。想像以上のスピードです。
だからそんなに降ってないはずの雨が顔面に打ち付けてきます。
でも負けれません。
こうやっていろいろな有名な滝を見れます。
カムイワッカの滝や・・・・名前は忘れましたがとにかく滝です(笑
知床半島はヒグマの生息地で地元の方でも半島の半分ぐらいの所までしか行けません。
道がないんです。だからクルーズでしか知床岬にはいけません。
クルーザーは滝の前あたりでスピードを緩めてくれます。
でも揺れてるので撮影するのに必死です(笑
でも安心してください。僕の行った日が海が荒れてコンディションが悪いだけなんで(笑
クルーザーがさらに進みヒグマがよくいるポイントにきました。
船員さんが必死でヒグマを探してくれてますがなかなか見つかりません。
でもヒグマを見れないときのほうが珍しいと言われるぐらいなので見れないことはないでしょう。
そう思ってはみたもののこの天気・・・やばいかも・・・
って
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
ヒグマ登場です!!!
船員さんの「ヒグマいましたよーー」のアナウンスで必死で探しました。
でもこれかなりの望遠です。肉眼じゃ ・ ですよ「てん」
ぜひ望遠カメラや双眼鏡を持っていく事をおすすめします。
でもずっとレンズ覗いてたら確実に酔いますけど(笑
そして次のポイントでは親子ヒグマです!!!
揺れてる船上で撮影なのでお母さんクマが見切れてます(笑
もう感動で雨風のことなんてすっかり忘れて全身びちょびちょです(笑
陸上では会えませんでしたがオホーツクの海を挟んで対面できました。
そしてここからは知床岬へ向けてクルーザーはスピードを上げていきます。
ちょっと・・・激寒です!!!
堪えれないぐらいの激寒です。岬までの間に船内に戻ろうとしても動けないぐらいの揺れです。
やばい・・・凍え死ぬ・・・・。
って思ったときに船内アナウンス。
「この先の海の荒れがより激しい為に申し訳ありませんがここで引き返します」
いやいや申し訳なくないですから!!!逆に有難いですから!!!
と心の中で呟きながら船内に戻りました。
船内は後方デッキで酔いつぶれた方々でカオス状態です(笑
見てるこっちが酔いそうです(笑
僕は着岸まで船内ソファでウトウトしながら過ごし下船しました。
下船後にチケットオフィスで岬までいけなかったからと少し返金がありました。
もちろんせっかくのチャンスに岬までいけなかったのは残念ですが
ヒグマさん4頭に出会えて僕はそれだけで満足でした(笑